一、　日に日に新たに　文化の華の

　　　　さかゆく世界の　曠野の上に

　　　朝日と輝く　国の名負いて

　　　　巍然と立ちたる　大学日本

　　　正義と自由の　旗標のもとに

　　　　集まる学徒の　使命は重し

　　　いざ　讃えん　大学日本

　　　　いざ　歌わん　われらが理想

ニ、　四海に先んじ　日いづる国に

　　　　富嶽とゆるがぬ　建学の基礎

　　　栄ある歴史の　道一すじに

　　　　向上息まざる　大学日本

　　　治世の一念　炎と燃ゆる

　　　　われらが行く手の　光を見よや

　　　いざ　讃えん　大学日本

　　　　いざ　歌わん　われらが理想

一、　若い叡智の花ひらく

　　　　青春の苑アカシヤ林

　　　あこがれの　雲赤く

　　　　映ゆる　宇津峰

　　　ああ美わしの学舎よ

　　　　常に幸あれ

ニ、　花の未来を阿武隈の

　　　　流れに語る　若人我等

　　　郭公鳥　高啼けば

　　　　胸もおどるよ

　　　ああ夢多きエンジニア

　　　　常に幸あれ

三、　雪が痛いよ耳たぶに

　　　　瞼も凍る　磐梯おろし

　　　耐えゆく我にこそ

　　　　春のよろこび

　　　ああ創造の道はるか

　　　　常に幸あれ

四、　金の葉が散る

　　　　アカシヤの

　　　木陰を行けば涙も光る

　　　　純情の日を三歳

　　　送る学舎

　　　　ああ仰ぎみる我が母校

　　　永遠に栄あれ